認知症は、はじめのうちは歳のせいによるもの忘れとの区別がつきにくい病気です。
興味を示さないことを無理に押しつけることはよくありません。たとえば老化防止のためだからと、やりたくない編み物や庭仕事をやらせてもすぐに飽きてしまいます。介護者はせっかく勧めたのに、やはりできない、だめなんだと落胆することでしょう。その一方で、お年寄りは、介護者を押しつけがましい嫌な人だと思うかもしれません。
つまり、介護者の価値観を認知症患者に押しつけるのではなく、認知症患者なりの成果が出ていれば、それでよいのです。楽しそうにやっていたり、意欲的に取り組んでいるなら、目的のほとんどは達成できたと考えましょう。
